
※記事内の画像はイメージです(立札の名前はぼかしています)。
開店祝いに胡蝶蘭を贈るとき、「失礼にあたることはないか」と気になる方は多いものです。ただ、赤い花や縁起の悪い数など、一般に言われるタブーの多くは、胡蝶蘭ではほとんど当てはまりません。
開店祝いの現場で実際に多い失敗は、立札の宛名の誤り、準備が整う前に届く早すぎる到着、受け取る側にかける手間の3つです。どれも、注文先の花屋選びと、注文するときの伝え方で防げます。この記事では、3つの失敗の防ぎ方と、失礼のない胡蝶蘭を任せられる花屋の見分け方を整理します。
一般に言われるタブーは、胡蝶蘭ではほとんど心配いらない
| よく言われるタブー | 胡蝶蘭の場合 |
|---|---|
| 赤い花は火事や赤字を連想させる | 赤い胡蝶蘭はほとんど流通していません。染色した赤もありますが数は少なく、白やピンクの胡蝶蘭を選べば気にする必要はありません。 |
| 4本・9本など縁起の悪い数 | 開店祝いの胡蝶蘭は3本立ち・5本立ちが中心のため、本数が問題になることはほとんどありません。 |
| 開店日に遅れて届くのは失礼 | 数日程度の遅れであれば、失礼と受け取られることは少ないものです。胡蝶蘭は日持ちするため、開店後に届いてもしばらく店頭を彩ります。 |
気をつけたいのは、次の3つの失敗です。
失敗1:立札の宛名の誤り
開店祝いで最も多い失敗は、立札の宛名の誤りです。立札は開店日から店頭に飾られ、お店を訪れる多くの方の目に触れます。宛名が間違っていると、お祝いの気持ちがかえって伝わりにくくなります。

注文時に伝えること
- 受け取る側の社名は、「株式会社」を「(株)」と略さずに書く。前株か後株かも確認する
- 贈る側の社名は、「(株)」と略しても差し支えない
- 看板の店名と運営会社の名前のどちらを宛名にするか
- 正式名称は、口頭ではなく文字で伝える
花屋に任せられること
手渡し配送に対応する花屋は、注文時に立札の表記を確認したうえで立札を作ります。立札の表書きや贈り主名の基本は、開店祝いに胡蝶蘭を贈る完全ガイドで解説しています。
失敗2:準備が整う前に届く「早すぎる到着」
早く届けるほど丁寧だと思われがちですが、内装工事が終わっていないなど、受け取る側の準備が整う前に胡蝶蘭が届くと、置き場所に困らせてしまいます。遅れよりも、早すぎる到着のほうが受け取る側の負担になりやすいものです。

注文時に伝えること
- 開店日。レセプションやグランドオープンに招待されている場合は、その日付
- 届けてほしい日。目安は開店の前日(招待されている場合は、その日までに届くように)
- 受け取る方がいる時間帯
花屋に任せられること
届け先の近くにある花屋なら、開店準備の状況に合わせて、届ける日時を相談できます。業種による届け方の違いは、飲食店の開店祝いに胡蝶蘭を贈るならで飲食店を例に紹介しています。
失敗3:受け取る側に手間をかけさせる
開店前後のお店は、準備や接客で慌ただしい時期です。箱入りの宅配で届いた胡蝶蘭は、受け取る側が箱を開けて取り出し、保護シートを外し、段ボールを片付けてから並べることになります。保護シートが付いたまま飾られていることもあります。何鉢も届く開店祝いでは、並べ方によって立札が隠れてしまうこともあります。
注文時に伝えること
- 届け方が、箱入りの宅配か、花屋による手渡し配送か
花屋に任せられること
手渡し配送に対応する花屋は、胡蝶蘭を届け先まで運び、保護シートを外し、立札が見えるように並べるところまで行います。受け取る側は、届いた胡蝶蘭をそのまま飾れます。宅配との違いは胡蝶蘭の手渡し配送で詳しく解説しています。
失礼のない胡蝶蘭を任せられる花屋を、届け先の地域から探す
3つの失敗を防げるかどうかは、注文先の花屋で決まります。Flower Mapでは、次の点に対応する手渡し配送の花屋を、届け先の地域ごとに紹介しています。
- 届け先の近くから手渡しで届け、保護シートを外して立札が見えるように並べる
- 注文時に、立札の表記を確認する
- 開店準備の状況に合わせて、届ける日時を相談できる
届け先の都道府県を選ぶと、市区町村ごとに花屋を探せます。花屋のページでは、対応エリアと届け方を確認できます。
北海道・東北:北海道/青森県/岩手県/宮城県/秋田県/山形県/福島県
関東:茨城県/栃木県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県
中部・北陸:新潟県/富山県/石川県/福井県/山梨県/長野県/岐阜県/静岡県/愛知県
近畿:三重県/滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/和歌山県
中国・四国:鳥取県/島根県/岡山県/広島県/山口県/徳島県/香川県/愛媛県/高知県
九州・沖縄:福岡県/佐賀県/長崎県/熊本県/大分県/宮崎県/鹿児島県/沖縄県
開店祝いの胡蝶蘭のタブーでよくある質問
お店が狭い場合は、小さめの胡蝶蘭にしたほうがよいですか?
置き場所の広さを理由に、本数やサイズを下げる必要はありません。開店祝いの現場では、店頭のスペースに合わせて鉢を重ねるように並べ、立札が見えるように飾られることが一般的です。予算は、相手との関係性で決めて差し支えありません。
ほかの取引先の胡蝶蘭と重なっても失礼になりませんか?
重なること自体は失礼にあたりません。開店祝いの現場では、小さなお店にも10鉢前後の胡蝶蘭が届くことは珍しくありません。立札で贈り主が分かるため、同じような胡蝶蘭が並んでも問題ありません。
届け先が遠方でも、手渡しで届けてもらえますか?
届け先の近くにある花屋に依頼すれば、贈る側が遠方にいても手渡しで届けてもらえます。上の都道府県の一覧から、届け先の地域の花屋を探せます。